計算機暗号屋日記 (2002年8月葉月)

2002年8月30日

もう廃刊かと思っていたCryptoBytesが復活しているらしい。(情報from F氏)

2002年8月28日

P1363のpresentation slidesが出ていた。
何時の間にやらNESSIEのfinal selectionが来年3月になっていた。
未だにNimda君が結構来る。昨日は5箇所から。 Code Red君は8/20に来たのが最後だけど、まだそれなりに来ている。
OAEP++とかOAEP⁺⁺とかあって紛らわしいよぉ。
「暗号理論とそれを支える代数曲線理論」第3回ワークショップの懇親会に行き損ねた。

2002年8月24日

HD復旧作戦:
- fsckをかけても何も問題があるとはいわれなかった。
- でもやっぱり問題の3ファイルを読むとread errorだった。
- badsectで、fsbnを指定したらout of rangeと怒られた。昔の日記に書いてあるのは紛らわしいぞ。 messagesのof以下に書いてある数字を入れるのが正しいらしい。で、確か偶数番だけ入れればよかった気がする。で、こんな広大な範囲全部おかしいって気もあんまりしないので、ddでちょっとずつ読んで、問題の箇所を狭める。
- ということで、とりあえずbadsect, fsck×複数回を実行し、消えてしまったファイルを以前のbackupから取り出して復旧した。
- でも気持ち悪いからしばらく様子見かな。とりあえず保証期間かどうかだけの問い合わせだけでもするか。
昨日の朝日新聞の私の視点に田中先生の電子投票に関する意見が載っていた。確かに懸念していることもわかるけど、結構技術でも防げることが多いことも理解して欲しいと思った。が、今導入されている・またはされようとシステムで暗号技術を駆使したような安全な電子投票が実現されているとも思い難いけど。^^;

HDのbackupをとっていたらread errorとかいわれた。

Aug 24 13:11:16 flu /kernel: ad0s1g: hard error reading fsbn 183642655 of 90132800-90133055 (ad0s1 bn 183642655; cn 11431 tn 57 sn 49) status=59 error=40
Aug 24 13:11:16 flu /kernel: ad0s1g: hard error reading fsbn 183642751 of 90132896-90132927 (ad0s1 bn 183642751; cn 11431 tn 59 sn 19) status=59 error=40
Aug 24 13:41:55 flu /kernel: ad0s1g: hard error reading fsbn 183715663 of 90169344-90169599 (ad0s1 bn 183715663; cn 11435 tn 196 sn 40) status=59 error=40

がーん。またですかぁ。きっちり再現するし… うちのHDの寿命短過ぎ。交換してから4カ月過ぎているからやっぱり保証期間を越えているんだろうか? とりあえず新聞でも読んでから対策を考えよう。

JANT8プログラムが更新された。
今月初めて帰宅時室温が30度を切った。

2002年8月22日

CRYPTO 2002 rump session program。 (情報 from S氏) いろいろ聞きたいことがあるので、情報収集。:-)
RC5-64 challenge 86%突破。って、あれ? 前書いたじゃん。どっかで、カウンタの巻き戻しでもあった??? それとも見間違いかな?

2002年8月21日

ASIACRYPT 2000のweb pageのmirrorなんてのが本家に残っているとは気がつかなかった。昔遊んだElectronic Submissionなんてのも残っているではないか。久しぶりに見るとなんだかちょっと恥ずかしい気がする(ので直接のlinkは張らない^^;)。
IEEE P1363のMLのarchiveがannounceされていて、meeting agendaもあった。

2002年8月19日

もうすぐIEEE P1363 meeting。って、announceが出ているかと思ったらMLだけか?
ここのところの「make world」しなければならないsecurity patchをいっぱい当てたFreeBSD 4.6.2Rがやっと出たらしい。

2002年8月18日

CRYPTO'02開催まであと半日。

2002年8月17日

信学会会誌にCRYPTRECの紹介が載っている。

2002年8月15日

SAC'02開催中。
ここ数日どっとIACR ePrintの投稿が増えたのはPKC'03のdeadlineが過ぎたからか。
RC5-64 challenge 86%突破。

2002年8月14日

やっとAsiacrypt'02のaccepted paper listが出たかと思ったらPDFかいな。しかも何故か投稿論文番号と思しきものもついているし。

2002年8月13日

とあるネタ探しのため、RSAに関するGoogle空間をさまよっていたら偶然松本先生のInterview記事を発見した。

2002年8月12日

ここでいうところの確率的素数判定がいわゆるMiller-Rabinとかで、十分の沢山の底に対してのことだとすると、「若干ながら誤った答が導き出される可能性がある」というのは、そりゃ嘘じゃないけど、そんな例があるならぜひ見てみたいものだ。

2002年8月11日

ICICS'02のnotoficationは過ぎたけど、何時頃accepted papers一覧は出るかなぁ。

2002年8月10日

Pentium 4用のdnetcが結構optimizeされているらしいけど、いっこうにPRE-RELEASE頁からofficial client頁に移動してこない。何故だ。
はじめてdnetc的にAthlon 1GHzより速いマシンを触った。

2002年8月9日

FreeBSD4.6RのAPMと格闘中。起動時の「このままkernel立ち上げてよい?」というところで、復改を押さなければ問題ないんだけど、そうじゃないとkernel起動時に固まるのだ。
OpenOfficeの日本語版がFreeBSDに対応しているらしいということで調べたらportsがあるじゃん。ということで、頑張っているんだけどどうもjdk-1.3.1p6_4の辺りでどうもうまくいかない。で、OpenOffice.orgに日本ユーザー会の初心者ページなんてのがあって、binary packageがあるらしいことを発見。あとで試してみよう。
ISEC9月プログラム。さて、どうしようか。

2002年8月8日

Edsger Wybe Dijkstraが最近亡くなっていたらしい。 (情報from F氏)
暗号関連を含む助教授が九大で募集されているらしい。 (情報from M氏)
確定的多項式時間素数判定法が発明されたらしい。 (情報from S氏) 非常に単純なアルゴリズムのようなので、APR-CLに比べて実装は簡単かもしれないが、暗号に使うような範囲ではどっちが速いんだろう??? 確率的素数判定法であるMRに比べれば遅そうだけど。

2002年8月6日

Asiacrypt 2002のnotificationからすでに4日経つ。でも、Preliminary Programには「10月に出すよん」とあるせいか、みんな情報を探し回っているみたい。って、こんなことを書くとまた検索エンジンに引っかかるゴミが増えるんだろうなぁ。:-)
「暗号理論とそれを支える代数曲線理論」第3回ワークショップ。

2002年8月5日

COMP研が今日あったようだ。暗号の話もちょっとあったみたいだ。 (情報from F氏)
JANT8プログラム。

2002年8月3日

RC5-64 challenge 85%突破。
いちおうWISA 2002@KRのaccepted papers。と思ったらInvited Talkにあの人が。

2002年8月1日

電子署名法の指針の改正に対するパブリックコメントの結果が出た。 (総務省、経済産業省、法務省は総務省のページへのリンク)
今年の帰宅時の最高室温を更新: 33.5度

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